従業員に対する退職勧奨を行なった事例
相談内容
従業員に対する退職勧奨
依頼者の属性
(業種、業態、従業員数等)
業種 :クリニック(診療所)
相談者:クリニック(診療所)の管理医師
事務所として行ったこと
従業員によるクリニックの資金の横領が疑われるとのご相談を受け、まずは証拠保全のために考えられる複数の手段をご提案いたしました。その上で、関係者からの聴取を行い、事実関係の確認を進めるとともに、収集された証拠資料の内容を精査いたしました。
結果
従業員が早朝に出勤し、クリニックの現金保管場所から数日おきに少額ずつ現金を持ち出していた事実について、これを裏付ける証拠の収集に成功いたしました。
また、従業員が取り出していた金額と、クリニックにおいて以前より不足が指摘されていた現金の額とが概ね一致していたことから、当該従業員に対し、慎重に退職勧奨を行いました。
その結果、従業員との間で合意が成立し、合意の上で退職という形で解決を図ることができました。
解決までの期間
1ヶ月
解決に至ったポイント、留意点等
客観的証拠を複数確保し、従業員からの自白を得られたことです。